“文字ライフ”を充実させるフォント/タイポグラフィ系アプリ11選
TYPE編集部がオススメする厳選アプリ集
今回の特集記事では、いつもと少し趣向を変えて、フォント/タイポグラフィにまつわるスマートフォンアプリをご紹介。フォントやタイポグラフィについて楽しく学べる入門編に最適なアプリから、プロのデザイナーが実践で使える高性能アプリまで、計11個のフォント/タイポグラフィ系アプリを集めてみました。
Text: 原田優輝
1. 印刷物や画像に使われているフォントを調べてくれる「WhatTheFont」
アップロードした画像をもとに、使用フォントの種類を特定してくれるWebサイト WhatTheFont のアプリ版。気になるフォントが使われている印刷物などをカメラで撮影し、文字部分をトリミングすると、画像で使われているフォントに近いものを一覧表示してくれます。
2. 730,000を超えるサンプルが収録されたフォント見本帳アプリ「FontBook™」
FontShop社 が1986年から2006年にかけてリリースしてきたフォント見本帳のアプリVer.。FontShop(FontFont:FF)のフォントに限らず、100を超えるファウンダリのフォントが730,000以上収録され、さらにデジタル・アーカイブにすることによって、ファウンダリ、デザイナー、年代などさまざまな要素から検索できるようになっているデザイナー必携のアプリです。
3. 見て、調べて、遊べるコンテンツで書体の知識が広がる「文字の手帖01」
デジタルフォントの開発・販売をしているモリサワ
4. フォント/タイポグラフィ好きのためのソーシャル写真アプリ「Fontli」
街中の看板や、本・雑誌などに使われているタイポグラフィを撮影して投稿できるInstagram風の写真アプリ。撮影した画像に使われているフォントの情報を、フォントショップ MyFonts のデータベースの中から選んで登録することができ、フォント名を他のユーザーに教えてもらうことなども可能。
5. さまざまなフォントを使ってお絵描きができるアプリ「Fontify」
さまざまなフォントを組み合わせてスケッチを描くことができるアプリ。制作した作品はSNSでシェアすることができ、さらにユーザー登録をすると、アプリ内のGALLERYに作品を投稿したり、他のユーザーがつくった作品をお気に入り登録することなどもできます。
6. 美しいフォントの世界を旅するアクションゲーム「Type:Rider」
Monotype社 のバックアップで制作されたアクションゲームアプリ。さまざまなフォントをテーマにしたステージを、主人公のコロンが旅していく横スクロールのアクションゲームをプレイすることで、フォントの美しさや歴史に触れることができるようになっています
7. 表示された欧文フォントの種類を当てるゲームアプリ「The Font Game」
Webサイト I Love Typography を監修するJohn Boardleyさんがリリースしたフォント当てゲーム。表示された欧文フォントを選択肢の中から選べるゲームは、3段階の難易度が設定可。用意されている書体数は1000にも及び、出題された書体一覧も確認することができます。世界中のユーザーとスコアを競うことも可能です。
8. タイポグラフィの魅力を気軽に体験できる文字詰めゲーム「KERN」
落下してくる英単語の抜けたスペースに正確に文字をフィットさせるゲームアプリ。フォントサイズや、配置の精度、スピードなどを総合的に測定し、スコアが算出されます。デザイナーでなくとも、文字詰めの奥深さや魅力を気軽に体験できるアプリです。
9. iPhone/iPad 用の高機能フォントビューワー「Typefaces」
iPhone/iPadに入っているすべてのフォントを、色々な方法でブラウズできるアプリ。フォントに埋め込まれているデザイナー名、フォントの説明、著作権情報などが確認でき、さらに、フォントに含まれるすべてのグリフ(字形)も表示されるので、特にアプリ開発者やWebデザイナーにオススメです。
10. 400種類以上のフォントが使える写真文字入れアプリ「Phonto」
さまざまなフォントを画像に挿入できる文字入れアプリ。400以上のフォントが利用でき、日本語フォントも40種類と豊富。また、収録されていないフォントもデータをインストールすることで利用可能で、文字の行間や配置についてもかなり自由度の高い調整ができます。動画に文字入れできる別アプリ「 Vont 」も。
11. 好きなフォントを使った文書作成がiPhone/iPad上でできる「AnyFont」
iPhone/iPadに好きなフォントをインストールして利用することができるアプリ。「Word」「Excel」「PowerPoint」「Numbers」「Keynote」「Pages」をはじめ、さまざまな文書作成アプリなどに適用することが可能です。
いかがでしたか? もし気になるアプリがあったら、ぜひダウンロードしてどんどん使ってみてくださいね。