オプティマの持つ時代を選ばない洗練されたフォルムをふまえ、全体に繊細な強弱がついた線で造形されている。モダンの端も書体に倣った仕上げ。
オプティマとは、ヘルマン・ツァップによってデザインされたローマ字のサンセリフ体書体。ツァップが1950年にイタリアのサンタ・クローチェでみかけた碑文にインスパイアされ、制作したという。他の多くのサンセリフ体とは異なり、縦線と横線の太さが異なり、縦線のほうが太い。そのため、エレガントさとシンプルさを兼ね備えた独特の美しいフォルムにより愛されている。