ギャラモンの持つクラシックな知的さを持ったフォルムに倣い、フレームのデザインも全体の丸みに加え、ブリッジ、ヨロイ部に繊細なセリフの特長を加えた。
ギャラモン(ガラモン、ガラモンドとも)は、ラテン文字のセリフ体の書体である。いわゆるオールドスタイルセリフの代表格であり、欧文書体のうちでもっとも親しまれて、そしてもっともよく使われている。16世紀にフランス人の活字鋳造業者、クロード・ギャラモンが製造した活字がオールドローマンの代名詞のように言われたため、各地の活字鋳造所で“ギャラモン”と名づけられた活字が製作された。